【視察報告①】兵庫県明石市(パピオスあかし)
- 大輔 佐野
- 2024年2月13日
- 読了時間: 3分
おはようございます!
今回は2月7日から9日まで視察に行った各地の先進事例についてシリーズでアップしていきますので、ぜひ皆様ご覧いただけたらと思います。
まず第1弾は、兵庫県明石市の「パピオスあかし」です。
燕市は「子育てするなら燕市で」と掲げていますが、明石市はその上をいっていて「子育てするならやっぱり明石」ということで前市長の泉さんの頃から力を入れて取り組んでおられます。
お伺いした「パピオスあかし」はもともと平成17年の大型店ダイエー撤退以降、何とかしなくてはとの思いから明石市の声かけに応じて志ある権利者で構成する「共同化検討会議」が発足し、再開発に向けた検討に着手し、平成28年12月「パピオスあかし」の商業施設として開業した建物になります。
1・2階は、飲食・物販・サービス店舗が軒を連ね、大型ビジョンのある市民広場ではゆっくり休憩もできます。3階は眼科、内科、歯科、皮膚科などのクリニックや調剤薬局などが入っており、4階には市の図書館もあります。
そして、今回の視察のメインの5階には「あかしこども広場」があります!

見てわかる通り、子育てに関する様々な場所が揃っており、子どもたちが遊べるボールプールや遊具などが揃う「親子交流スペースハレハレ」や「工作ルーム」、「キッチンルーム」、また、4階の図書館とは別に約8,000冊の幼児向け絵本や小学生低学年向け図書、保護者向けの育児書などの閲覧と貸し出しができる「こども図書館」があります。 さらには、AKASHIユーススペースでは、中高生の交流スペースや学習スペース、ダンススタジオやドラムやギターなど楽器の貸し出しができ演奏できる音楽スタジオ。 そして、このこどもたちが過ごせるスペースの中にあるのが子育て支援課の事務室や子育て支援センターがあり、子育て相談も受けることができます。 この上の6階には明石市の総合窓口があり、様々な手続きができるようになっていて、こども健康センターもあり、母子健康手帳の発行や妊婦健康診査の助成、乳幼児健康診査、予防接種券の発行なども行っています。 さらにさらに、これらの手続きや相談する際に、また子育て講座を受講している間に無料で保育をお願いできる一時保育ルーム!

本当に至れり尽くせりと言いますか、「子育てするならやっぱり明石」をあらわすような施設でした。
ここまで集約していることで、子育てをするお父さんお母さんも利用しやすく相談もしやすい環境づくりをされていて、なかなかここまでの施設を作るのは大変ですが、部分部分でも参考にできる取り組みであり、今後の燕市政にも活かしていけたらと思います。
いやーすげー施設だったー
相談や手続きもそうですが、5階で一時保育してもらった上で病院を受診できたり、図書館で本を読んだり、リフレッシュに1、2階で友人とご飯を食べたりもできるし、一緒に遊べるスペースもあったりとか、本当に勉強になりました。
5階部分
6階部分












































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