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【視察報告②】兵庫県明石市(おむつ定期便)

ふたたび2月7日から9日まで視察に行った各地の先進事例についてシリーズでアップしていきますので、ぜひ皆様ご覧いただけたらと思います。

第2弾は、兵庫県明石市の「おむつ定期便」の取り組みです。


「おむつ定期便」と聞くと単純におむつを定期配送してくれるシステムに思われるかもしれませんが、明石市はその何歩も先をいっております。 今回は明石市役所さんにお伺いして担当の方からも様々なお話をお聞きしてきました。

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まずは、取り組みの概要はコチラです↓

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具体的には、 見守り支援員(配達員)が赤ちゃんと保護者にお会いし、紙おむつなどの赤ちゃん用品を毎月無料でお届けし、その際に子育ての悩みやお困りごとがありましたら気軽に相談でき、相談内容に応じて、市の子育てサービスや子育て関連施設、関係部署を紹介し保護者と市の連携を進める事業になります。

【対象者】明石市内の乳児(0歳児) 【配達期間】生後3か月〜満1歳の誕生月まで毎月(転入は、転入月の3か月後から満1歳の誕生月)

【申請から配達までの流れ】 出生届または転入届を提出の約1か月後に、子育て支援課から対象者の世帯主へ「明石市おむつ定期便申請書」「赤ちゃん用品カタログ」などが入った"あかし子育て応援パック"を郵送にてお届け。

配達業者「生活協同組合 コープこうべ」より、毎月おむつなどをお届け(3,000円分)

(子育て経験のある見守り支援員がお届けし、悩みやお困りごとの相談に対応)


ちなみに、この事業は、配達に合わせて赤ちゃんと保護者の見守りを目的としているので、原則おむつ等の支給品は、見守り支援員と対面し受け取ることが必要になってます。

ということで、この仕組みづくりがすごいなと思っていました。 あくまで目的はおむつを配布することではなく、毎月3,000円分のおむつなどの品物をお送りする代わりに対面でお会いして相談に乗ったり、子育てをしている親御さんを見守るというところに本当に手厚い支援の必要性を感じました。

そして、「子育てするならやっぱり明石市」と言うほどの徹底ぶりも感じました。


燕市は新年度予算でおむつの購入費の1万円の助成、これも支援としては大事なのですが、購入費はあくまで経済的支援という側面だけになるので、その複合的に効果を生む事業づくりの凄みみたいなものも感じました。

燕市も少しでも明石市に追いつけるように提案して参ります。



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この中から2点選んで毎月ご自宅に届くってすごい!


 
 
 

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