3月定例会での一般質問は障がい者教育体制とスケートボード場の利活用
- 大輔 佐野
- 2024年3月6日
- 読了時間: 4分
おはようございます
本日から燕市議会の3月定例会の本会議がはじまります
今回は3つの課題について一般質問を行っていきます!
1.子育て支援について(相談支援ファイルの活用について)
県内の各市町村では、保護者の方がお子さんの発達を記録する方法として独自の相談支援ファイルの作成、活用を行っています
「相談支援ファイル」とは、支援を必要とするお子さんの状況を学校や保育園、医療機関などより多くの支援者に理解してもらい、継続した支援を受けやすくするためのファイルであり、令和4年度調査では、県内20市のうち新潟市、燕市、加茂市の3市以外の市は独自もしくは県のファイルを改定して活用されています。
また、新潟市もこの形とは違うバージョンのものを活用しているので、実質は燕市と加茂市の2市のみが活用できていない状況です。
その状況を踏まえて
まずは、県内他市の作成・配布状況についてどう理解し、どう受け止めているのかをお聞きします
次に、相談支援ファイルの効果について燕市はどのように考えているのかをお伺いします
そして、最後に燕市独自のファイルの作成を検討してはいかがか伺います
参考事例リンク:村上市のぱすのーと、新潟市秋葉区つながる支援ファイル
2.学校での障がい者等支援体制の構築について
(1)学習支援員の配置拡充について
燕市では、0歳から6歳までのお子さんのうち、発達障がいもしくはその可能性のある子どもの割合は13.1%となっており、すでに各小学校に進学、または今後、進学を予定しています。
その状況の中で、学校の先生方も非常に対応に苦慮されている事例をお聞きしており、通常学級において子どもたちに寄り添い、支援を行う学習支援員は、子どもたちだけでなく、結果的には先生方そして、保護者の方々へのフォローにも繋がっており、非常に重要な役割を担っています。
さらには、通常学級で発達障がいかどうかというグレーゾーンのお子さんも増えており、0歳から6歳までの数値を見ても今後増加することは明らかではあることから、学習支援員の配置の拡充を求めて、現状の配置基準と、今後の配置方針について伺います
(2)言語聴覚士の活用について
発達障がいのあるお子さんを支援していく過程において、教育委員会として、発達障がいについて知見のある専門職の方がいることは非常に大きな効果があると考えます
今回取り上げた「言語聴覚士」という職は、ことばの発達の遅れなどに対して必要に応じた訓練や指導を行うとともに、家族への言葉 の発達に関するアドバイスなどを行うことができる専門職です。
また、言語の発達について取り組むことは、学生、社会人になって自分の考えや状況、思いを言葉にできコミュニケーションツールとしては非常に大きな役割を果たします
さらに、「言語聴覚士」は、言語発達検査やWISCなどの知能検査も実施できるなど発達支援において幅広く活躍できる専門職です
さらにさらに、燕市では、ことばの教室や発達などの通級指導教室にも取り組み、来年度も拡充を計画しており、このどちらにおいても言語聴覚士は大きな役割を果たすことができ、特にことばの教室では、指導する教員への研修も実施できるなど、市として採用することは非常に大きなメリットがあると
考えます
その上で、今後、行政としてさまざまな相談や支援が必要となってくる中で、より専門的な知識を持つ専門職の方の採用は必要であり、通級指導教室、さらには、育児相談や発達相談などにおいて活躍できる言語聴覚士の活用について検討してはいかがかを質問いたします
3.スケートボード場の利活用について
2021年の東京五輪をきっかけに、スケートボード競技が注目されるようになり、燕市でも昨年5月にスケートボード場をオープンしました
この間、夏の暑さや冬の降雪により利用がしづらい期間もある中で、オープンして約10ヶ月経過しましたが、活用が進んでいる状況がいまいち見えてこないというのが現状です
その上で、今回は、利用状況をお聞きするとともに、2024年はパリ五輪が開催され、再度、スケー トボードに対して国内でも大きな注目を浴びる可能性があります。
そういった好機を捉えて、利用者増加に繋げていくために来年度に向けてオリンピック中や前後にスケートボードに関するイベントや子供たち向けの教室の開催や周知などスケートボード場を生かす取り 組みについて提案します
合わせて、スケートボード場の使い方については、安全性の配慮のあり方や他の競技の利用、また民間主体のイベントや教室開催の使用を可能にするための時間帯での専用利用など活用方法について、利用者の意見を取り入れながらより多くの人に使っていただける施設の活用方法を提案いたします



















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